いくら3Dプリンタに興味があり好きだったとしても、KickstarterやIndigoGoGoなどのクラウドファンディングサービスに出ているものまではチェックしてないですよね?
ここでは、クラウドファンディングサービスなどに登場した、とんがった特徴がある家庭用3Dプリンターを紹介します。
あなたはいくつ知っているでしょうか?
スペック | 特徴 |
![]() 手のひらサイズの超小型3Dプリンタ |
2014年3月にはKickstarterで資金調達を開始するFDM方式の3Dプリンタ「The Micro」。 値段は199ドルから299ドルを予定している。 3Dプリンタの大きさは幅185×奥行き185×高さ185mmと超小型サイズ。 フレームなどはカーボンファイバーで重さ1キロと非常に軽く、積層ピッチはo.o5~0.35mmと意外に高機能なところが嬉しい。 |
![]() ロボットアームを使った3Dプリンタ |
人の手ではなく産業用ロボットアームを利用して空中に線が描ける。 デバイスに染料を流し込むことでプリントの途中で素材の色を変えることできる。 フィラメント等を積層して出力する仕組みと異なるので果たして3Dプリンタと言って良いのかわからない。 |
![]() 粘土も出力可能な3Dプリンタ |
Hyrel3D社が作る3Dプリンタは、押し出しノズルに特徴がある。 最大4つまで装着可能だし、取り換えも簡単に行える。 中でも、押し出しノズル「EMO-25」は粘土(クレイ粘土、塑像用粘土、子ども用工作粘土)や「RTVシリコン」を出力できる。HYREL 3Dプリンタに付いている樹脂(ABS/PLA)の押し出しノズルを、「EMO-25」に取り替えると、簡単に「粘土」や「RTVシリコン」を出力できるようになる。 通常の熱溶解積層方式の3Dプリンタの押し出し成形機は、樹脂を溶かす為、ノズルを250度ぐらいに熱する必要があるが、「EMO-25」は「室温」で「粘土」や「RTVシリコン」を出力できる。粘土は再利用可能、安全だという事を考えると、小学校などで普及する3Dプリンタとして有力だろう。 |
![]() 3Dスキャナーと合体した3Dプリンタ |
スキャナー機能内蔵で4つのプリントヘッドがついている3Dプリンタ 「Lionhead Bunny」がKickstarterに登場した。
プリントアウトされる台は回転するようになっており、そこにアイテムを置くと2つのLEDとレーザがアイテムをスキャンしてくれる。 スキャンした3Dデータをユーザはそのまま編集可能で、再度3Dプリンティングできるという仕組みだ。残念ながら、Kickstarterでは目標額に達していないため、この機種を入れる事は難しいだろう。 |
3本のアームが器用に動く3Dプリンタ |
最近Rostock型と呼ばれる3Dプリンタが注目されている。 ベースはRepRap方式の3Dプリンタだが、今までのFDM方式の3Dプリンタと異なるのがヘッドの移動方式。 Rostock型では、3組のリンク構造で上からヘッドをつるしており、同時に複数のモーターが動く仕組みとなっている。 100聞は一見にしかず。説明ではうまく伝わらないので左にある動画を観て欲しい。 この構造の特許が切れたことによりRostock型の3Dプリンタが登場してきている。 |
![]() フルカラーを実現したFDM方式の3Dプリンタ |
5色のPLAカートリッジを利用してフルカラーを実現したFDM方式の3Dプリンタ。 お値段は家庭用3Dプリンタとしては少々高めの648,000円。 最大印刷寸法: 275mm x 275mm x 300mm (W x D x H)と大きめで、積層ピッチも0.025~0.2mmと申し分ない。 |
![]() iPad、iPhone、Androidからでも出力可能な3Dプリンタ |
この3Dプリンタの最大の特徴は、Android/iPhone/iPadなどのスマートフォン、タブレットに対応していることだ。
また、そのため無線LAN通信が行えるようになっている。アプリは使った事がないので感想は解からないが、 値段もそこまで高くなく、Gekko&Coで54,700円で購入可能。 |
![]() オブジェをファクスできる”3Dプリンター複合機 |
ZEUSは小型の筐体に3Dスキャナと3Dプリンタを一体化して、 「立体物を入れてFAX送信ボタンを押すと、別のZEUS側で再現される」という3Dファックス機能を搭載している。 通常の紙をFAXするのと同じように、手元にある立体物を3DデータとしてFAXすることになる。 Gekko&Coで329,800円で購入可能。 |
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