アイデアを形にするスキルとは?
アイディアを形にするスキルとは何の事を指すのか?
実際にアイデアを形にするスキルとは何を指すのだろうか?
・知識? 経験?
・体力? 知力? 技術力?
・情熱? 根性? 野望? 欲望? 希望?
・資金? 道具? 環境? 場所?
・仲間? 人脈? リーダーシップ? アドバイス?
・時間? 困難を乗り越える力?
あげだしたらきりが無い、これぐらいにしておこう。
アイデアを形にするスキルは上に上げたもの全て含まれるだろう。
簡単に言うとその人が今まで積み上げてきた総合力なのかもしれない。
では、先に上げた全ての事を満たしている人はいるか?
そんなスーパーマンはいるはずがない。いたとしてごく少数だ。
では、凡人である私達はどうすれば良いか?
各々のスキルを持った仲間が集まれば製品・サービスが形になる可能性が高くなる。
では、仲間を見つけるにはどうすれば良いのか?
今の所、日本にそのような場所・サービスなどは私の知る限りでは見つける事ができない。
だがアメリカにはあるのだ。Quirky(クァーキー)と呼ばれるWebサービスがそれだ。
このサービスを使うと、先に上げた物が全て手に入る(もちろん、素晴らしいアイデアを持っている事が前提になるが)
とまあ、話がそれてしまったが、製品・サービスを完成させるまでにどんな事が必要か考えてみる?
まずは、試作品、プロトタイプを作る事から始まる。(私はハードが絡む物づくりはプロではない。よって半分想像で書いている。ただし、Webサービス、パッケージ、アプリなどの制作は個人&会社でも行っており、実際にサービスまで世に出している。そう、ソフト面ではプロだと自負している。)
プロトタイプを作り、改良に改良を重ねることで、製品・サービスはブラッシュアップされ、完成する。
では、プロトタイプを作る方法はどうすれば良いか?
2次元と3次元、5感(触覚、嗅覚、聴覚、視覚、味覚)を意識しながら作っていく必要がある。
2次元は絵・写真・動画など。(文字も入れていいだろう) 3次元は紙粘土・彫刻(軽石、木など)・キルト(中に綿をつめる)・3Dプリンターで作った造形物など。
では、アヒルのおもちゃを例に考えてみる。このおもちゃの発明者は恐らく以下のステップでプロトタイプを作っていったはず。
ちょっと可愛いアヒルが出来た。我ながら中々の出来き。
次にその絵に黄色やオレンジなどの色を塗る。
色を塗ることでよりいっそうイメージが増す事が解る。
触った感じ、重さ、素材、音が鳴る機能の事なども文で説明する必要がある。
そうだ、名前を付けよう。愛着がさらにわきモチベーションもアップするだろう。
これで2次元&視覚で他人に伝える事ができる。口頭で人に伝える際に、絵があるのと無いのとでは天と地の差がある。
だが、まだまだ自分が想像している完成イメージを他の人に伝えるには力不足だ。
笛の音、持ったときの重さ、触った時の感じなどが2次元からは伝わらない。次段階のプロトタイプを作る事にする。
【 プロトタイプ2段階目 】
立体だとどんな角度からも確認できる。
実際の大きさ、形を実際に手にとらせる事でより情報が伝わる。
プロトタイプ1段階目より情報伝達力はアップした。
【 プロトタイプ3段階目 】
このアヒルの例では、嗅覚、味覚は出てこなかったが、最終的に他人に100%情報を伝える為には、プロトタイプといえど完成品を相手の手に取らせる必要がある。
プロタイプ1~3段階目のような事を、自分のアイデアに当てはめ、それを実施できる仲間を集める(もしくは自分ができるようになる) それが、アイデアを形にするスキルなのだ。
アイデアを形にするスキルを磨くこと が今年の目標だ。
以下の本がお勧めらしいので早速読むとする。
アイデアの99% ―― 「1%のひらめき」を形にする3つの力
読んだ感想は後ほどお伝えする。
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