アイディアとやる気があれば誰でもMAKERになれる。そんな時代に僕らは生きている。
「アイディアとやる気があれば誰でもMAKERになれる時代になってきた」 そう言うと、大抵の人は「そんな事はありえない」、「無理、無理」 等という。 確かに一昔前までは、MAKERになるのは資本を持った大企業じゃないと無理だった。
ベストセラーになった、クリスアンダーソン著のMAKERSでは、メイカーズ4種の神器として、3Dスキャナ、3DプリンタのほかCNC MACHINE(物を削り形を整える機械)、Laser Cutter(レーザーを使用して物をカットする機械)を上げている。これらのRapidPrototypingツールが個人でも手の届く値段になって来たこともあり、身近な存在になってきている。(購入できない人向けにはFabスペースと呼ばれる誰でも利用できる物造りスペースを利用するのも良いだろう)
CNC MACHINE |
Laser Cutting Machine |
3D Priniter |
3D Scanner |
RapidPrototypingツールのような物体を造りだすツール(Atom)とインターネット、フリーのソフト、Webサービスなどの情報を扱うツール(Bit)。このAtomとBitを利用して融合させる事により、誰でもMAKERになれるようになった。
具体例を挙げてみよう。何か良いアイディアがないかアンテナを張りながら日々を過ごす。そうしていると、何気ない事に気付く。
例えば、目の前に中世ヨーロッパ風のおしゃれなアンティークグッズと普通のコップがあるとしよう。アンティークグッズのデザインをコップに反映すれば必ず売れるとあなたは確信する。そんな時は、3Dスキャナでそのアンティークグッズのデザインをスキャンする。コップの形は、Thingivereなどの3Dデータ共有サイトから探しだし、気に入った形のものをDownLoadする。 その2つの3Dデータを、数年前までは数百万以上もしたようなフリーの3Dソフトを使い合体させ、編集する。
出来上がった3DデータをShapewaysなどのWebサービスを利用して3Dプリント出力する。これで今までなかった斬新なコップがこの世に誕生する。 素晴らしい製品が完成した。
だが市場にどうやって認知させようか? またどうやって大量生産するための資本を集める? そんな悩みを持ったあなたはKickStater、キャンプファイヤーのようなクラウドファインディングを利用する。 欲しい人が沢山いればそのコップに対して費用を払う、欲しい人がいなけば誰も費用を払わないだろう。売る前からマーケティングも出来る仕組みはクラウドファインディングの大きな特徴でもある。それを利用しない手はない。
3Dプリンタ、3DスキャナのようなAtomを作る出すRapidPrototypingツールと、Bitからなりたつインターネットやフリーソフトなどの登場により、資本を持った企業しかできなかった事が、個人でも可能になってきた。
LEDデスクライト ストロークの企画、デザイン、設計、製造を一人で行ったビーサイズの八木さんのように、今では個人が企業から飛び出して、独立して生きていく道が開かれている。壁はまだ厚いかもしれないが、僕らの身近にチャンスは広がっているのだ。AtomとBitの融合させ、MAKERの世界に飛び出そうじゃないか、環境は整っている。
こんにちは
なんかすごい時代ですねぇ~
アイディアとやる気と、あとちょっぴりの「スキル」が必要かな…
偶然、という訳でもないですが、上記のスキル全部使って、
大手メーカに負けない商品を開発しますのでお楽しみに~♪
ばーちゃわーるど 亀田さん いつもコメントありがとうございます。 そうなんですよねぇ、インターネット、フリーソフト、RapidPrototypingツールなど身近になってきた今、個人にも大きなチャンスは開かれているんですよね。 亀田さんのスキル&パワー&アイディアで是非、みんなを唸らせる製品を作ってください。応援しますので(^^