3Dプリンター Blade-1 が届いたら最初にすること
3Dプリンターが家に届いたんだけど 何をすれば良いか分からない …. ○| ̄|_
そんな事にならないように購入してからどうすれば良いかを紹介します。
今回実施する内容は、3Dプリンターとパソコンを接続してテスト印刷する所まで。
流れは以下の通り。
・箱を開封して備品がそろっているか確認する
・3Dプリンターを組み立てる
・必要なソフトをダウンロードしてインストールする
・3Dプリンターからテスト印刷を行う
問題なく進めば1時間ぐらいで終わります。
一歩一歩進んでJapanese Makerに近づきましょう(^^)v
【 箱を開封して備品がそろっているか確認する 】
まずは3Dプリンターが入った箱を平らな場所に置く。
さっそく開梱。箱の中から書類や備品を取り出す。
以下の同封書類に一通り目を通す。
- パンフレット
- 納品書
- 注意書き
- Etc
同封書類にホームページを見ながらセットアップするように書いていたのでパソコンを持ってきてホームページを開く。ホームページ:URL
ホームページに書かれている通りに進める。物が届いて最初にすることは検品。
まずは、以下の備品がそろっていることを確認する。
- 本体
- 電源アダプター
- ABS樹脂
- USBケーブル
- 50mmテープ
途中で六角レンチを使用するので、六角レンチを工具箱より持ってくる。
【 3Dプリンターを組み立てる 】
組み立てるといっても一から組み立てる訳ではないのでご安心を。比較的簡単な作業です。
まずは養生テープ(緑のテープ)を剥がして、取扱い説明書どおりにスプールホルダーをセットする。
取説の画像は初期の物を対象に解説しているようで、実際はスプールホルダーは外れて梱包されていました。あと、現行のBlade-1のスプールホルダーは黒色ですが、ホームページに載っている写真のスプールホルダーは透明。色は違いますが機能上問題ないので気にしなくてOKです。
以下の画像はスプールホルダー。これにABS樹脂のフィラメントがついたスプールを挟みこむ。
ナットが2本ついておりダブルロックするように書いています。ナットを外した後、どっち方向に指せばいいか分からなくなった方は以下の画像の方向に差し込んで下さい。丸みを帯びているほうが外側を向くように。(もしかしたら方向はどちらでも良いかもしれませんが、最初はこの形で刺さっていました)
スプールホルダーを一人で取り付けるのが難しかったので、僕の場合は3Dプリンターを横にして取り付けました。
成形テーブルセット と取扱説明書に書かれており一見何のことか分かりませんが、以下画像のように黄色のテープを成形テーブルにセットすれば良いです。最初にテスト印刷された造形物があるのでそれはビリビリと黄色テープごと剥がしちゃいましょう。剥がした後は適当な長さの黄色テープを貼ってくださいね。
【 必要なソフトをダウンロードしてインストールする 】
取説と順番が逆になりましたが、ここではパソコンを使用します。
取説に書かれているように以下のソフトKISSlicer、Python、Printrun、FTDIドライバーをダウンロードしてインストールします。
・KISSSlicer ・・・ 立体データを機械式コードへ変換するソフト
・Python ・・・ Printrunを使用するために必要な言語
・Printrun ・・・ Blade-1の制御を行うソフト
・FTDIドライバー ・・・ Blade-1とPCを接続するためのドライバー
各々の場所にリンクが張られていますが、リンク切れになっているものや、ダウンロードしたソフトのバージョンがパソコンに合致しない場合もあるので、その場合はネットで検索して自力で探すか、ホットプロシードさんに助けてもらいましょう。
【 3Dプリンターからテスト印刷を行う 】
まずはACアダプターをコンセントに差込み、反対の接続先をBLade-1に差し込みます。ファンが回りだしますが気にしないでOKです。
次に付属のUSBケーブルを、パソコンと本体上部のUSBジャックへ差し込んでください。ドライバーが無いと言ってきた場合は、FTDIドライバーを解凍した場所をフォルダ指定して接続確認して下さい。
※ちなみに僕の場合は、リンク先のFTDIドライバーを入れてもUSBケーブルが認識しなかったのでネットでドライバーを探しました。最新版のVirtual Com Port Driber はこちらからDownLoad 出来ます ⇒ FTDI Chips
フィラメントのセットを行った後、通信テストを実施します。
Printer Interfaceを起動します。起動後、Port番号を指定するのですが、Port番号の見方が分からない方は、こちらのサイトにて確認して下さい⇒USB COM番号の確認方法
取説の通りに設定を行うと以下のような画面になります。
※Portの所はCOM26になっていますが、各自異なります。
X、Yジョグが動作することを確認したら溶解ヘッドテストを実施します。
溶解ヘッドテストに書かれている通りに実施したら以下のようなニョロニョロとしたABS樹脂が出てきます。
こんな変なニョロニョロでも印刷された時はちょっと感動。
(パソコンにニョロニョロを置いた写真ww)
次回は実際に3Dデータを元に3D印刷してみようです。
追記:不明な事がある場合はコメント欄に質問してくれたら回答しますよ(^^)
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