Arduino(アルドゥイーノ)とは何かを調べてみる【Arduinoベースの作品例】 ~ Arduino LV1 ~
Arduino(アルドゥイーノ)とは何か?を調査してみた。
電子工作でよく聞くArduino(アルドゥイーノ)。まずは、Arduinoで出来る事、特徴を理解する。
そうすればLV2へっ!
さっそく、前回購入した上記本「Arduinoで電子工作をはじめよう!」に書かれている内容を見てみる。
Arudinoは開発環境のひとつであり、オープンソース・ハードウェア(※1)と呼ばれるもので回路からソフトウェアの全てが公開されています。
全ての情報が公開されているため、Arduinoと同じものを作る事は誰でも出来ます。このため、市場には沢山のArduino互換製品があります。ただし、一般名称として‘Arduino’を使う事は許されていません。このため、BoarduinoやJapanuinoといった別な名称がつかわれているものが互換品です。
もともとArduinoは回路やプログラミングに詳しくない人でも、簡単に早く電子回路を使った作品などが作れるようにという目的から開発されてきました、このため、これまで電子工作にあまりなじみのなかった人やマイコンのプログラミングに詳しくない人でも、すぐに始める事が出来るように考えられています、このため電子工作の入門にお勧めの一つとなっています。
※1・・・オープンソースソフトウェアと同じ形態で設計されるコンピュータや電子機器を指す。オープンソースソフトウェアでは、OpenOffice、FireFox、Apache等が有名。オープンソースハードウェアでは、RepRapやArduinoが有名。
うーんっ おしい! 何が出来るかが分からない。もうちょっと具体的に分かりやすく説明して欲しい。
Arduino(アルドゥイーノ)のサイトにいくと以下のようにも書いてある。
Arduino is an open-source prototyping platform based on easy-to-use hardware and software. Arduino boards are able to read inputs – light on a sensor, a finger on a button, or a Twitter message – and turn it into an output – activating a motor, turning on an LED, publishing something online. You can tell your board what to do by sending a set of instructions to the microcontroller on the board.
【筆者意訳】
”Arduino(アルドゥイーノ)”とは、簡易なハードウェアやソフトウェアを基盤としたオープンソースのプロトタイプのプラットフォーム。Arduinoを活用すれば、センサーの点滅やボタンの押下、Twitterでのツイートといったインプットから、モーターを動かしたり、LEDを点灯させたり、オンライン上への何かしらの発信といったアウトプットを出すことが可能となる。つまり、基板上のマイクロコントローラ(マイコン)にセットしておいた指令を伝えることができる。
んー色々なインプットからアウトプットを出せるということですかね。
という事で、Google先生で調べてみたら良記事を発見
↓
MAKE なぜArduinoが勝利して今も生き続けているのか
この中に詳しく説明されていたので、エッセンスだけ抜粋して説明。
【 Arduino(アルドゥイーノ)ベースの作品 】
コーヒーが入ったらツイートするコーヒーポット
縫いぐるみのステーキを光らせる
郵便受けに物理メールが届いたら携帯電話で知らせる (Link)
スティームパンクのProfessor X車椅子をしゃべらせたり酒を売る??
Staples Easy Buttonを改造してクイズイベント用にいろいろなブザーの鳴らす(Link)
メトロイドのアームキャノンを光るようにする(Link)
自転車に乗っている間の心拍数をモニターしてメモリカードに記録する
(Link ←違う?)
地面に絵を描いたり雪の中を走り回るロボット
←見つける事ができませんでしたm(_ _)m
【 Arduino(アルドゥイーノ)の特徴 】
まとめるとこんな感じだろうか。
- さまざまなセンサーからの信号を受け取り、周囲の環境を感知できる。
- 光やモーターなどのアクチュエーターを使って周囲の環境に働きかけることができる。
- Arduinoのプログラム言語(Wiringベース)とArduino開発環境(Processingベース)を使って開発したり、プログラミングが可能。
- コンピューター上のプログラム(Flash、Processing、MacMSP)とコミュニケートさせることも可能。
- もともとArduinoは、学生たちがこれを使って何かを「する」ことを主眼に作られたので簡単に稼働するように作られている。
- Mac、Linux、Windowsで開発を行う事が可能
- シリアル通信可能だから、Java、Python、Perl、C、NET、BASIC、Delphi、MAX/MSP、PureData、Processingといったソフトウェアツールと簡単に連携可能
- ライブラリー沢山
- 光や温度や音など、低価格の市販のセンサーからの信号を簡単に読み込める
- Arduinoボード(開発ボード)には必要最低限のものしかない。シンプル。
- Arduinoボードにシールドを繋げれば色々な事が出来る(液晶パネルやWi-Fiなど、何百種類ものシールドがある。)
- 他の開発ボードに比べて安価
- 特殊用途の派生品(Arduino互換機と呼ばれる)を、誰に金を払うことなく、また誰に断ることなく勝手に作ることができる。オープンソースハードウェアだからだ。
- コミュニティに10万人以上の人たちがいる。
- Arduinoのほとんどの現行モデルはUSB経由でプログラムされる
- これまでに商用製品として製造されたArduinoハードウェアには、17のバージョンがある
Link
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