Japanese Makersの管理人について
3Dソフトを使って頭の中にある創造物をデザイン
それを3Dプリンターに流し込み印刷
手を加えたい人は、Arduinoを搭載
そんな事が1人で出来る時代が来ています。
海外と比べて3Dプリンター、Arduinoの認知度が低い日本。
そんな今だからこそアーリーアダブターとして活動すべき。
ネットバブルがはじけた時より、凄いことが起きると言われていますよ。
まずはご覧下さい。
3Dソフト
3Dプリンター
ArduinoとAndroidのコラボ
どうです?
凄いっ! と思った反面、何だかウズウズしませんでしたか?
3Dプリンタを使うと初音ミクもこのクオリティで出来ます。
( ワンダーフェスティバル2012[夏]で出品されたものです。
一般社団法人3Dデータを活用する会・3D-GAN 作です。 )
上記作品は、以下のようなパーツを組み合わせて作られています。
全て3Dプリンターで作られています。
クオリティの高さに、海洋堂さんもタジタジではないでしょうか。
これから、3Dプリンターが一般家庭に普及していき、価格も下がり、性能もドンドンアップして行きます。
インターネット経由でデータをダウンロードして、自宅にある3Dプリンターを使って初音ミクを造形する。
近い将来、そんな事が出来るようになります。
以下は僕が勝手に予想している世界です。
未来を想像して先手先手で行動を起こしましょう!!!
10年以内には以下のようになっているかも
ダウンサイジング化(技術の発展により、3Dプリンター装置が小型化、軽量化される)、コモディティ化(競争商品間の差別化、機能、品質、ブランド力などが失われ、主に価格を判断基準に売買が行われるようになること)により高機能3Dプリンターが1~3万円で購入可能になる。そして、現在のパソコンのように、3Dプリンターも各家庭に1台普及する。
Windows、Macなどのパソコンにも最初から3D CAD(or 3D CG)のような3Dプリンター用の設計ソフトが無料で付属する。Paint、Excel、Wordを使いこなすように、一般人もその無料設計ソフトを使いこなす事が出来るようになる。
=== 家庭での使われ方==
●一般的な役割
現在の、プリンタや付属ソフトのDriver、マニュアルのように、製品の壊れた部品、紛失した部品等はメーカーHPよりDownLoad出来るようになる。例えば、扇風機の羽が壊れたとする。そしたら、そのメーカーのHPにアクセスして、型式、羽、色等を選択して、設計データをDownLoadする。それをパソコンに取り込み、指定された樹脂をセットして3Dプリンターより出力する。メーカー、ユーザも手間がかからない。
●趣味
ネットにある設計データをDownLoadすることにより、LEGO、初音ミクのようなフィギアを自分で作れるようになる。
3D CAD、3D CGを使える個人も増え、個人で自由にキャラクターを作り、オンライン上にデータをアップするようになる。コミケのような集まり、オンライン上でも頻繁に売買が行われるようになる。
現在のTV、音楽のように、誰でもデータがDownLoad出来るようになり、個人で色々な物を手軽に作れるようになる。
子供が欲しいフィギア、欲しいLEGOのパーツも簡単に作れるのでパパ、ママは子供に自慢できる。
海洋堂、バンダイ、タミヤのようなフィギア、プラモデルを作っている玩具メーカーの収益が必然と減る。メーカーにとっては、意匠、登録商標、版権などのような知的財産をいかに守るかが、大きな課題になる。
=== 学校での使われ方===
●授業
昔は、女性は家庭科、男性は技術科を履修していた。
3Dプリンターの普及により、技術科を男女必修科目として復活する。現在のPC授業の一貫の流れで、色々な物を設計、出力したりして創造性を養うようになる。余談だが、実際、2012年のオバマ政権時に、同様な動きが起きている。
以下、経済ニュースより抜粋
オバマ米大統領はここ2.3年、全米の小学校に3Dプリンターを図工の授業などで使うよう奨励しているようである。また、3Dプリンターは将来、電子機器、人間の臓器などを家庭、病院、研究機関で製造できるような性能を持ちうるという。そうなれば大きな工場は不要となり、製造業は大型の生産拠点をグローバルに配置する必要がなくなる「立地革命」を狙っていると伝えている。3Dプリンター/CAD市場に対する関心が高まりそうである。
=== ビジネスシーン===
●露店
露店でデモを行いながら、頭部もしくは上半身のブロンズ像を目の前で作り上げる。
もの珍しさに人だかりが出来る。もの珍しさの為、1体あたり高額でも製作依頼がある。
このビジネスモデルには条件があり、3Dプリンターが一般家庭に出回っていない時期だけに限られる。
●写真館
露店のビジネスモデルに似ている。場所、品質、値段が異なる。
スタジオアリスやスタジオマリノのような写真館で3Dプリンターを利用する。
現在の写真館では写真だけの撮影だが、オプションとして撮影した写真を像にして提供するサービスが始まる。
設置している高級3Dプリンターで、子供、家族の像が造形される。
素材も数種類より選択出来る。もちろん、値段は素材の使用量、原価により異なる。
(似たようなビジネスモデルがすでにありましたね ⇒ OMOTE 3D)
●個人Maker
一般に普及している3Dプリンターよりも高級なものを使用する。
一般家庭のレベルで手に負えないような複雑な用件がある際に、個人Makerに設計依頼が舞い込む。
使用している設計ソフトも、専門性が高く、一般ユーザには難しくて扱えない。
一般ユーザが使用している設計ソフトがペイントレベルだとすると、個人Makerが使用しているそれはPhotoShopレベル。
●いつでもステーション
キンコーズのようなもの、というかキンコーズ。
料金を支払えば、24時間、いつでも誰でも利用する事が出来る。(3Dプリンターは高級なものも置くかも) 使用時間、使用材料量、使用素材の原価で値段を支払う。
●オンラインダウンロード
音楽、HPテンプレート、写真素材のように3Dプリンターの設計データも無償、有償のものが出てくる。
有償のものは、現在の音楽を購入するように、オンライン上よりカード決済を行い、DownLoadする。
=== その他の使われ方===
●犯罪
実際現在でも起こっている事だが、拳銃も設計データさえあれば製作することが可能になる。
オンライン上で分らないように設計データのやり取りを行う。(FTPサーバ等を利用して設計データのやり取りを行えば当人以外誰も分らないだろう。CD、FlashMemoryなどのメディアに入れて渡す方法など考えればいくらでもある)
そして、誰でも家で拳銃を作る事が可能になる。またその拳銃を売る商売も始まる。
アメリカではWiki Weapon Project が話題になっている。
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ざっと考えただけでもいろいろとありそうです。また思いついたら内容を更新します。
クリス・アンダーソン著のMAKERSを読んだ事がきっかけでこのサイトを立ち上げました。
Japanese-Makers 管理者 生座本 真 (プロフィール、FaceBook、Twitter)
まずは、Arduinoを1年ぐらい勉強して、その後3D CADを1年ぐらい勉強。
その頃には3Dプリンターで安くて良いものが出てきているだろうから、その時期にMakerとして起業しようかなぁ。その間に色々なアイディアを貯めとこっと。
何か連絡がある際は、お問合せよりご連絡下さい。
2012年11月17日
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